不動産購入の際の住宅ローンについて

住宅ローンってそもそも何?

賃貸で家賃を支払い続けることは馬鹿らしい!
そう思ったので不動産を買おう!
多額の借金を抱えるのは少し不安だけど。

はい。
そうです。
賃貸の代わりにマンションや一戸建てを買って住もうと思うと、必ず頭をよぎる借金。

その借金が「住宅ローン」です。

今回はその住宅ローンについて簡単に説明していこうと思います。

住宅ローンの仕組み

不動産のような大きな金額の物を買うのに、なかなか現金で購入される人はおりません。
そこで金融機関などから住宅ローンを借り入れて不動産を購入します。

購入者は借りた住宅ローンに対して、定められた金利を上乗せし、定められた期間以内に全額返済を行います。

つまり月々の返済額は、

借入額÷借入期間(月数)+金利相当額

となります。

山田さん(仮称)は5,000万円を金利1%、35年返済予定で借り入れ、

¥50,000,000÷(12ヶ月×35年)+金利相当額≒¥160,000-の返済

を行っていました。

しかし、同じ5,000万円の分譲マンションを購入をした佐藤さん(仮称)は、同じ借入額、同じ金利、同じ返済期間なのに、月々¥140,000しか返済していません。

どうして自分だけ2万円も多く返済しないといけないのでしょうか?

そこには「元金均等返済」「元利均等返済」という住宅ローンの返済方法に違いがあります。

元金均等返済とは?

先ほどの例に出した山田さん(仮称)の住宅ローン返済方法が「元金均等返済」です。
※詳しくは画像(一般社団法人 全国銀行協会より参照)をご覧ください。

この方法だと返済開始時期の方が返済額が大きく、期間が経過するにつれて金利相当部分が小さくなっていき、結果的に返済額が小さくなっていきます。

結婚したばかりでお子さんがいなかったり、まだお子さんが小さい場合、分譲マンションで将来的な修繕積立金や管理費の上昇が見込まれる場合など、今よりも、10年、20年後の養育費が膨らんでいくことが想定されるようなときに、それrに備えて家計負担の少ないうちに多くの金額を返済しておくといった計画を練ることが出来ます。

元利均等返済とは?

先ほどの例の佐藤さん(仮称)は、多くの住宅ローン利用者の方が選ぶ「元利均等返済」を選択していました。
※これも画像(一般社団法人 全国銀行協会より参照)をご覧ください。

「元利均等返済」は、借入期間全部の返済金額を同額にする返済方法です。

金利の変動による影響を受けることはありますが、月々の返済金額がある程度一定化されるので、資金計画を組みやすくなります。
また、「元金均等返済」と比較して元本がなかなか減らないので、総支払額が大きくなりますが、借り入れ当初から月々の返済額を抑えることが可能です。

貯金をしておいて、一気に繰り上げ返済をする、といった場合にも便利ですね。

住宅ローンのご相談

不動産購入を検討された際には住宅ローンに関してだけでも色んな難しいことがあります。

・どこの金融機関で借りるのがいいのか?
・変動金利にするか固定金利にするか?
・返済方法はどうするか?
・高い保証料ってなんだ?

また、住宅ローン以外にも、

・諸費用は?
仲介手数料はいくら?仲介手数料無料にならないの?
・管理費と修繕積立金ってなんだ?
・司法書士なんてなんで頼まないといけないの?
・不動産取得税以外にも税金がかかるの?
・住宅ローン控除って使えるの?
・不動産取得税の減免って何?
・住宅取得等資金の贈与税の免除って?

などなど、多くの色んな難しいことがあります。
そういった難しい部分はなかなかよく分からないと思います。
悪徳不動産会社が「なんちゃらあっせん手数料」とか請求してくるのもそういった素人であるお客様の無知をついた悪事です。

不動産の購入を思い立った時!
そんな時は、台東区の正直不動産である「ルームキューブ」まで是非ご相談ください♪

記事作成日:2021年07月11日 最終更新日:2021年07月11日